福市『六区集会所』の双体道祖神
米子市のサイノカミ

鳥取県西部の民俗と石造物

米子市福市には2ヶ所にサイノカミさんがあります。
そのうちの1基がここ六区集会所前の木祠内に収められている双体道祖神です。
祠は閉じられていますので、平時その姿を拝むことはできません。

米子市 福市のサイノカミ 六区集会所前の双体道祖神
2021-02-20
目印
福市六区集会所
対象

双体道祖神

参考

塞神考 No.388
石に刻まれた祈り2 No.36

依り代について

小型。
駒型切石の中段を彫込み、中に浮彫り線刻の双体神立像があります。
彩色の跡あり。
向かって右は鼻高の猿田彦命で佩刀のうえ鈍器のような大幣を担いでいます。
そして天鈿女命の所持品は無くニッコリ。
天鈿女命が起源だといわれるおかめ、お多福の顔です。

類型:猿田彦タイプ

米子市 福市のサイノカミ 六区集会所前の双体道祖神
2022-05-20
米子市 福市のサイノカミ 六区集会所前の双体道祖神
2022-05-20
米子市 福市のサイノカミ 六区集会所前の双体道祖神
2022-05-20

表記ゆれ

サイノカミ、サイノ神、サイの神、才の神、才ノ神、塞神、塞の神、塞ノ神、幸神、幸の神、幸ノ神、妻神、妻の神、妻ノ神