鳥取県西部の民俗と石造物
牛馬供養塔
牛馬供養塔
最終更新:2024-12-04
県道210(上石見黒坂停車場線)を走っていると、東の原辺りで道の北側にちょっとしたスペースと石段が造成してあり、石造物が集められています。
内訳は六地蔵、三界萬霊塔および5基の牛馬供養関連石仏、以上12基です。
牛頭観音
牛の宝冠。
三面六臂、立て膝の座像で蓮台があります。
向かって左側面に施主 福田正治。
右側面に昭和十七年五月の文字が認められます。
自然石「馬頭観音」
文字碑です。
大正七年旧六月 馬頭観卋音菩薩 施主 渡辺直太郎の文字が認められます。
自然石「馬頭観音」
文字碑です。
大〇十三年 馬頭観卋音菩薩 伊田〇〇の文字が認められます。
馬頭観音
馬の宝冠。
憤怒相で怒髪、単面六臂の立像です。
文久〇〇
三月の文字が認められます。
牛頭観音
牛の宝冠。
憤怒相で単面二臂の立像で合掌しています。
また珍しい”羽衣”が描かれているのが大きな特徴です。
安政三 没年 福平の文字が認められます。