鳥取県西部の民俗と石造物
サイノカミ、道祖神
米子市/淀江町
サイノカミ、道祖神
米子市/淀江町
最終更新:2024-10-6
米子市淀江町中西尾の公民館にはサイノカミがあります。
対象の依り代は双体道祖神が1基。
サイノカミは、村々でとりあいもしたので、一つは稲吉から持ち帰ろうとして、途中で力尽きて土中に埋めてある。
他は公民館の入り口にある。
他は公民館の入り口にある。
淀江町誌(1985)より
依り代について
大型。
鳩サブレ的形状の自然石に円形の彫込み、その中に双体神立像が線刻されています。
向かって右の男神は佩刀したうえに笏を、そして女神はスライム型の宝珠を所持。
そしてものすごい筆圧でで「中」の字。
筆圧は盗難対策だと思われます。
類型 ⇨ 墓下タイプ
表記ゆれ
サイノカミ、サイノ神、サイの神、才の神、才ノ神、塞神、塞の神、塞ノ神、幸神、幸の神、幸ノ神、妻神、妻の神、妻ノ神