鳥取県西部の民俗と石造物
サイノカミ、道祖神
米子市/日野川より東側
サイノカミ、道祖神
米子市/日野川より東側
最終更新:2024-10-20
米子市蚊屋には2ヶ所にサイノカミがあります。
そのうちの1基がここ高畑神社の双体道祖神です。
ゆるいタッチの線刻が見どころ。
目印
高畑神社
対象
双体道祖神
参考
石に刻まれた祈り2 No.21
依り代について
大型。
たまたま駒形っぽい川石に神殿の線刻。
中にかなりゆるい感じで双体神立像が線刻されています。
向かって右の男神は帯刀のうえ槍を所持しており、女神の持ち物はありません。
因みに女神が胸をはだけていると、私の場合自動的に天鈿女命だと判定しますので…という事は、右の平和そうな顔をした男神はとてもそうは思えませんが猿田彦命という事になります。
類型:おっ〇いタイプ
神殿の左には大正十一年十二月と書いてあります。
独特の立地にも注目
道から入ると目の前に本殿の背があります。
それでは裏はどうなっているのかというと、拝殿があり畑に向かって鳥居が建っています。
区画整理などの結果このような位置関係で定着したのでしょうが、畑の中に伸びそして消えてゆく参道が実に興味深
サイノカミのお話をしていただけませんか?
ーおしまいー
表記ゆれ
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