鳥取県西部の民俗と石造物
サイノカミ、道祖神
米子市/日野川以西
サイノカミ、道祖神
米子市/日野川以西
最終更新:2024-11-07
米子市陰田町には3ヶ所にサイノカミさんがあります。
そのうちのひとつが口陰田にある日御碕神社の椿です。
そしてここは近隣での行事が次々と絶えて行くなか、淀江町を除く米子市内で唯一藁馬の行事が継続(令和4年末)しているサイノカミさんでもあります。
目印
日御碕神社
対象
椿
参考
石に刻まれた祈り2 No.61
依り代について
拝殿向かって4時方向にあります。
通常なら神社の境内で木一本探すのは大変なのですが、ここの場合ですと年中藁馬が吊ってありますので一目瞭然。
行事には行き当たったことがありませんが、12月15日前後のどこかの土日でやっておられる筈です。
日御碕神社について
サイノカミさんの手がかりは見当たりませんが、鳥取県神社誌(1935)がパブリックコンテンツとして公開されていますので以下引用します。
村社 日御碕神社
米子市大字陰田字小天竺鎭座祭神
天照大御神、須佐之男命、天忍穂耳尊、天之菩卑能命、天津日子根命、活津日子根命、熊野久須毘命、多紀理毘賣命、市杵島比賣命、多岐都比賣、速玉男命、事解男命
由緒
創立年月不詳、往古出雲國神門宇龍浦日御碕神社の御分霊を勸請せるものなりと云ふ、合祭熊野神社は往古よりの攝社なりしを明治元年神社改正の際合祀せらる、明治四十年四月二十七日神饌幣帛料供進神社に指定せらる。
祭例祭日
十月一日
建築物
本殿、幣殿、拜殿、随神門
境内坪数
四百四十四坪
氏子戶数
七十五戶
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表記ゆれ
サイノカミ、サイノ神、サイの神、才の神、才ノ神、塞神、塞の神、塞ノ神、幸神、幸の神、幸ノ神、妻神、妻の神、妻ノ神