鳥取県西部の民俗と石造物
サイノカミ、道祖神
米子市/日野川より東側
サイノカミ、道祖神
米子市/日野川より東側
最終更新:2024-10-25
米子市二本木には2ヶ所にサイノカミさんがあります。
そのうちの1基がここ薬師堂のある辻に立っている双体仏です。
目印
箕薬師堂
対象
双体仏
参考
塞神考 No.359
石に刻まれた祈り2 No.18
依り代について
大型。
縦長の自然石に駒形の彫込み。
中には…恐らく双体仏が浮彫りされています。
類型の図案も含めてすべて双体道祖神と言われていますが、見たまんま、自分に正直に生きようと思います。
さて、向かって右の像は笏を持っています。
左の像は胸から下が破損しており細かいことはわかりません。
猫背タイプの双体道祖神に酷似している、というか間違いなく類型の図案なのですが左の女神がまるまる入れ替わっている面白い依り代です。
類型:猫背タイプ
また左側に嘉永七○八月日と書いてあります。
表記ゆれ
サイノカミ、サイノ神、サイの神、才の神、才ノ神、塞神、塞の神、塞ノ神、幸神、幸の神、幸ノ神、妻神、妻の神、妻ノ神