鳥取県西部の民俗と石造物
牛馬供養塔
牛馬供養塔
最終更新:2024-11-19
古くから産土神として祀られてきた小原荒神であるとか鉄の草鞋が祀られている足王神社など、民俗的に面白そうなスポット満載の日南町霞。
まぁそれらはまた別の機会に触れるとして、今回の目標は石見へ抜ける農道入ってすぐの石仏群です。
ここに3基の牛馬供養塔が立っています。
実は庚申塔の方が有名で文字碑としては伯耆地区で最古なのだそうです。
石造物を捜し歩く身としてはとてもありがたい立て看板が立っていますので、以下引用します。
石仏群(霞)
平成十七年「生山道」開通に伴う工事のため、移転を余儀なくされ、点在していた石仏をここに祀っている。
特に「庚申待供養塔」は、文字碑としては伯耆地区最古であり、元禄三年(1690年)の建立である。
平成二十二年十二月
日野上まちづくり協議会
平成十七年「生山道」開通に伴う工事のため、移転を余儀なくされ、点在していた石仏をここに祀っている。
特に「庚申待供養塔」は、文字碑としては伯耆地区最古であり、元禄三年(1690年)の建立である。
平成二十二年十二月
日野上まちづくり協議会
馬頭観音(推定)
恐らく馬の宝冠。
柔和相の観音像です。
正面に前田〇〇 昭和六年〇〇と書いてあります。
牛頭観音
牛の宝冠。
柔和相の観音像です。
馬口印を結んでいるように見えます。
あと牛が大きくて可愛い!w
正面に大正十五年 久代信〇と書いてあります。
不明の牛馬供養関連石仏
何らかの膨らみが頭の上に認められます。
この並びであれば牛か馬と考えてよいであろうと思い取り上げました。
柔和相の観音像です。
文字もありそうなのですが読み取ることができませんでした。