鳥取県西部の民俗と石造物
サイノカミ、道祖神
米子市/淀江町
サイノカミ、道祖神
米子市/淀江町
最終更新:2024-10-3
米子市淀江町淀江六区の稲荷神社にはサイノカミが配祀されています。
対象の依り代は双体道祖神が2基。
狛狐がとてもかわいいのでお見逃しの無いよう。
目印
淀江六区の稲荷神社
対象
双体道祖神×2
参考
塞神考 No.334
淀江みちくさ手帖
淀江町誌
依り代について(左)
- 小型の加工石?
- 駒形の掘込み
- 神殿の線刻も見えるような気がする
- 浮彫り
- 双体神立像
類型 ⇨ 烏帽子タイプ
依り代について(右)
- 大型の自然石
- 駒形の掘込み
- 浮彫り線刻
- 双体神立像
向かって右の男神は佩刀のうえ片手で笏を持ち、左の女神はスライム型の宝珠を所持。
また、像右側に稲荷〇〇内の文字あり。
類型 ⇨ 墓下タイプ
稲荷神社について
お蔵の横道を稲荷小路という。
昔この地に古城の砦があり、あるいは城内の鎮守社であったのかもしれないがつまびらかではない。
寛政六年(1794)御蔵奉行片山孫兵衛がさらに伏見の分幣を勧請したともいわれる。
大正四年日吉神社に合祀、六区に不幸が続き再び内藤義知が勧請した。
以後六区の人たちによって大切に祭られている。
昔この地に古城の砦があり、あるいは城内の鎮守社であったのかもしれないがつまびらかではない。
寛政六年(1794)御蔵奉行片山孫兵衛がさらに伏見の分幣を勧請したともいわれる。
大正四年日吉神社に合祀、六区に不幸が続き再び内藤義知が勧請した。
以後六区の人たちによって大切に祭られている。
淀江町誌
表記ゆれ
サイノカミ、サイノ神、サイの神、才の神、才ノ神、塞神、塞の神、塞ノ神、幸神、幸の神、幸ノ神、妻神、妻の神、妻ノ神