鳥取県西部の民俗と石造物
サイノカミ、道祖神
米子市/淀江町
サイノカミ、道祖神
米子市/淀江町
最終更新:2024-10-4
米子市淀江町西原九区には4カ所、計5基のサイノカミがあります。
うち1基はここ九区の路地にある双体道祖神です。
昔は墓の下にありましたので便宜的に墓下の道祖神としました。
目印
墓下の路地脇
対象
双体道祖神
参考
塞神考 No.339
淀江みちくさ手帖
淀江町誌
依り代について
- 大型の自然石
- 四角形の掘込み
- 屋根の浮彫り
- 浮彫り線刻
- 双体神立像
向かって右の男神は佩刀しており笏を所持しています。
また左の女神は鉢巻にスライム型の宝珠を所持。
宝珠が上下逆になっているようでもあり、たまたま手指の形でそのように見えているだけのようでもあり。
逆さごとの暗示でイザナミノミコトではないかと思わないでもありませんが、類型の依り代が普通に持っていますので保留。
どちらにしてもミステリアスな風貌ですので、あながち的外れではないのかもしれません。
⇨ 墓下タイプ
表記ゆれ
サイノカミ、サイノ神、サイの神、才の神、才ノ神、塞神、塞の神、塞ノ神、幸神、幸の神、幸ノ神、妻神、妻の神、妻ノ神