鳥取県西部の民俗と石造物
サイノカミ、道祖神
米子市/日野川より東側
サイノカミ、道祖神
米子市/日野川より東側
最終更新:2024-10-14
米子市泉には2ヶ所にサイノカミがあります。
そのうち1基がここ上泉神社にある双体道祖神です。
昼なお暗い参道を進んだ先には…
目印
上泉神社
対象
双体道祖神
参考
塞神考 No.376
石に刻まれた祈り2 No.50
依り代について
大型。
ゴツゴツした🍙形状の自然石。
粗く浅い円形の彫込み。
中に双体神の半身像が線刻されています。
向かって右の男神は良く見えません。
所持物は短剣もしくは何らかの長物。
左の女神はおそらく由布を所持しています。
左隅の方に文久二年〇四月吉〇という文字があります。
資料によると文久二年戌四月吉日だそうですが〇部はさっぱり読めません。
類型:(たぶん)武装猿田彦タイプ
で、参道の先には…
それはそうとここは昼なお暗い笹子谷池のほとり。
長~い参道をドキドキしながら進んだ末、ようやくたどり着いた本殿近くにサイノカミはありません。
入口も入口、鳥居のすぐ左にあります。
心細い思いをしたあげく、出発点にあったことに気付いた時の気持ちときたら…
( っ゚、。)っパタッ…
表記ゆれ
サイノカミ、サイノ神、サイの神、才の神、才ノ神、塞神、塞の神、塞ノ神、幸神、幸の神、幸ノ神、妻神、妻の神、妻ノ神