鳥取県西部の民俗と石造物
サイノカミ、道祖神
米子市/日野川より東側
サイノカミ、道祖神
米子市/日野川より東側
最終更新:2024-10-14
箕蚊屋地区の高島は明治10年に高田村と島田村が合併してできました。
ここ米子市高島のサイノカミは元島田村の島田神社にあります。
対象の依り代は双体道祖神が1基。
その他高田村辻堂前の自然石も依り代として祀られていたそうですが、残念ながら確認が取れていません。
目印
島田神社
対象
双体道祖神
参考
塞神考 No.383
石に刻まれた祈り2 No.28
ふるさと米子探検隊 第24号
依り代について
中サイズ。
ハンバーグのタネ的形状の加工石に、やや粗く宝珠の形をした彫込み。
窪みの中に双体神立像が浮彫りされています。
向かって右の男神は杖を所持しており、女神の所持物はありません。
男女神共に背を曲げているお年寄りっぽい姿は、記録に残る東千太神社や久古の双体道祖神と同じ図案です。
類型 ⇨ 杖タイプ
表記ゆれ
サイノカミ、サイノ神、サイの神、才の神、才ノ神、塞神、塞の神、塞ノ神、幸神、幸の神、幸ノ神、妻神、妻の神、妻ノ神