鳥取県西部の民俗と石造物
牛馬供養塔
牛馬供養塔
最終更新:2024-11-27
日南町神福下、福栄神社の手前に牛馬供養を目的とした3基の石仏が立っています。
県の無形文化財に指定されているかしら打ちが有名なところですね。
牛頭観音
牛の宝冠。
一見異様な見た目でありびっくりしますが、恐らく侵食が原因です。
造立時から異形であったわけではないと私は見ています。
明治廿九年 八月八日 〇〇〇の文字が認められます。
馬頭観音
馬の宝冠。
柔和相で地蔵と間違えるタイプです。
慶應三卯三月日 施主 中○村 田辺〇久藏の文字が認められます。
牛荒神
なんと私の知る限り唯一の牛荒神像です。
磨耗と苔でおそらく単面二臂の座像であろうという事ぐらいしかわかりません。
是非とも細部まで確認したいところではありますが、私、現役の土木構造物以外はコケそのまま派ですのであしからず。
それにしても見たい…
牛荒神の文字が認められます。