御来屋『住吉神社』の双体道祖神
西伯郡大山町(旧名和町)のサイノカミ
大山町御来屋のサイノカミさんは郷社住吉神社境内にあります。
内訳は双体道祖神が2基。
関係あるかどうかわかりませんが足尾さんも合祀されているようです。
昭和末の森氏による調査では藁馬、藁苞を供える行事は少なくなったとのこと。
その時点ではまだ細々と続いていたという理解で良いでしょうか。
令和6年現在注連縄のみ確認できましたが、サイノカミ行事というわけではなさそうです。
双体道祖神×2基
塞神考(262)
鳥取県神社庁HP
依り代について(双体道祖神)
大型。
扇型の彫り込みに浮き彫り線刻の双体神立像。
斜め向かいあわせ。
向かって右の男神が佩刀。
左の女神はおそらく宝珠を所持しています。
似た形の依り代は男神が鼻高であったり槍を持っていたりする事が多いのですが、全体的に雰囲気が似ているので猿田彦ではないかと思います。
右に『明治九年丙子十二月吉日』
左に『御來屋宿』
の文字があります。
類型:猿田彦タイプ
依り代について(双体道祖神)
中型。
円形のとても深い彫り込みに双体神立像が半丸彫りされています。
このあたりでは珍しい密着度の高い図案です。
ただ珍しいとは言え何件か思い当たる場所はあるのですが、はっきりと同じ図案だとわかるのは今のところ高良神社だけです。
類型:仲良しタイプ